広島県呉市の社会福祉法人広島順道会です。

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法人への思い

法人への思い

2020/07/03 コロナウイルス感染に思う事

 

 

 

 中国に端を発したコロナウイルス感染は、あっという間に世界、そして日本にも広がり、広島県での感染者も168名となり、自粛要請、当園でも面会制限が3ケ月近く続きました。

 その後、感染拡大も一度落ち着き、自粛解除となり、当園の面会規制も解除いたしましたが、又、新規感染者が出てきており、2次3次が心配されている状況をみるにつけ、本当に、二度と面会制限は避けたいと強く思うこの頃です。

 実は、面会制限中、ご家族からの物品、写真差し入れ、テレビ電話でのやり取り等、施行して、入園者にとって代わらぬ生活と思っていたのですが、ご家族が直に相対し、お顔を見て触れ合うことがどんなに大切なことか、入園者の表情から気づかせて頂きました。「家族との繋がりの大切さ」認識していたはずなのに・・・

現在、当園も、近隣も感染者のない状況ですが、気は抜けません。職員、入園者様、ご家族と共に、現状の園内感染予防対策を徹底し、面会制限なく、変わらぬ日常生活をお送り頂きたいと存じます。

  どうぞ、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

2020/04/06 令和2年度を迎えて(ご挨拶)

 

 

 

 4月も はや1週間が過ぎようとしています。私が当園に事務職員として勤務して32年

が過ぎます。その間、平成6年より園長として、また、前理事長亡き後、平成27年より理

事長兼務という大役を務めて参りました。その間、力不足な私を、法人役員の皆様、職員の

皆様、ご家族の皆様、地域の皆様に支えて頂きましたこと、誠に有難く厚く厚く御礼申し上

げます。

 

 さて、今期より、私、理事長専務となり、園長の後任に、事務長でありました古屋が務め

させて頂き、以下の体制で、今後も地域に根差した法人として、進んで参ります。何卒変わ

らぬご支援ご協力の程、お願い申し上げます。

 

敬具

 

 

社会福祉法人  広島順道会   理事長 小 川 かとり

 

特別養護老人ホーム春香園  園 長 古 屋 貴 広

 

安浦デイサービスセンター  所 長 桐 山  哲

 

(居宅介護支援センター)    同     上  

 

 

 

 

2020/01/01 令和2年を迎えて

 

 

 

  明けましておめでとうございます。

 

 平成から令和となった昨年も、各地で災害が続き、本当に心配の中、あっと

いう間に過ぎたように感じます。災害は特別なものでなく、どこでも、誰に

でも起こるものだということを、肝に命じなければなりません。

 先月、当園で、地元自治会主催による「災害勉強会」が、呉市危機管理課

の方を講師として開催され、住民の方と一緒に当園職員も参加させて頂きま

した。一昨年、床上浸水被害を受けた当園としても、自らの備え、対応の

必要性を再確認し、同時に住民の皆様から、より頼りにされる施設となる

体制整備の必要性を痛感しております。

一方、人材不足と入園者重度化により、職員の負担が増し、又、経営状況も

厳しくなっている現状は続きそうです。

 

正月そうそう、暗い話題になってしましましたが、こんな事がありました。

昨年の園内忘年会で、職員が、それぞれに練習し披露したアトラクションを

見て、動けず、認知症で日頃、会話もほとんどされないある入園者の方が、

とても、嬉しそうに『私も一緒に練習して、歌ったらよかったね!』と。

「入園者とともに作る」法人の原点を思い出させて頂きました。感謝!

 

 平均年齢が90歳の入園者とご家族の方々、一方 18歳を含む平成生

まれ8名から、無理にお手伝い頂いている68歳のOB職員まで、全員が

前向きに、心を通わせながら参りましょう。

 何卒、皆様のご協力、ご支援、ご意見を賜りますようお願いいたします。

今年が、皆様にとって穏やかな一年となりますようお祈り申し上げます。

 

 

 

2019/05/21 令和最初の運動会を終えて

 

 

 

 今月から元号が令和に変わり、初めての運動会を、11日無事、終えることができました。

 昭和に始まった入園者運動会も、昨今の入園者様の重度化に伴い、競技内容進め方を検討し、無理して頂くことなく、途中帰園にも備え、臨みました。

確かに参加頂く入園者の人数は少しづつ少なくなっていますが、36名の方が参加され、途中帰園されることなく、本当に楽しい時間を過ごされました。

「園たより=運動会」でその笑顔を見て頂けると思います。

 

 こうした笑顔が見れるのも、ご家族を初め、民生委員、利鳳会等地域の皆様のご協力があっての賜物と、心より感謝する次第です。また、今年は当園職員OBの参加を頂き、見知らぬ入園者の方ともすぐに打ち解け、その場を盛り上げて頂きました。そして、園に帰ってから入園者の方とお話しをする中で、本当に、「人との繋がり」「地域との繋がり」が、どんなに大切なものなのかを改めて感じ取ることができました。

 これから、状況変化に伴い、ニーズ、内容も変わっていくことと思いますが「人・地域との繋がり」を大事にする「大きな家族の園」であり続けたいものです。

 

 

 

2019/03/25 豪雨災害の改修工事を終えて

 

 

  

 

 昨年7月の被災から8ケ月余。

お陰様で、今月22日に、無事、改修工事を全て終えることができました。

本当に長い間、ご不便をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

 思い返せば、直後の暑い中での泥出し、その後の断水、清掃等々、本当に、入園者、ご家族、近隣・旧知の方々、行政・関係機関の方々からのご協力により、20日程の応急整備で、まず入園者様には元の居室に帰って頂けました。

その後、11月から本格的改修工事に入ってから再移動、手狭で備品不足もあり、落ち着かない環境の中、入園者様、ご家族様のご理解頂き、誠に有り難く厚く御礼申し上げる次第です。

 

 先のこの「法人への思い」で、地域の方々との繋がりを大切にする社会福祉法人でありたいと書かせて頂きましたが、実は今回の被災後、当法人と地域の繋がりをより強く感じています。毎月開催の地元自治会定例会や避難訓練等が、当法人内で開催されるようになったのです。お陰様で、当法人からも参加することにより、親密さが増し、互いの必要とすることが少しずつ解り合えるようになりました。

 

今回の被災は、全職員にとって大変な苦労でしたが、これを通じて、学ぶ事もとても多かったと思います。身体的にも、精神的にも、重度化が進んでいる入園者の方々に励まされたこと、地域の中で、大事にされていることに気づかされたこと等々・・「本当に感謝」 今後も、小さな法人が地域の中で「安心」していただける場であり続けられるよう、地域の皆様と全職員が検討を続け、共に協力し、互いに支え合う関係になれるよう、一歩づつ進んで参りたいと存じます。誠に有難うございました。

 

 

 

2019/01/01 平成最後の元旦を迎えて

 

 

 明けましておめでとうございます。

 昨年は7月の被災後、あっという間に半年がバタバタと過ぎましたが、お蔭様で入園者の方々は、昨年のうちに居室部分の改修工事が済み、元のお部屋で新年を迎えて頂くことができ一安堵しております。同時に、ご家族、関係各位の皆様の温かい思い、地域の皆様の復興への思いをかみしめ、さらに、地域とともに歩む法人でありたいとの思いも強くいたしました。

 

 また、昨年のNHK大河ドラマ主人公、西郷隆盛の指針とされた「敬天愛人」、「人それぞれには、天から与えられた天命がある。だからこそ、人はまず天を敬うことを目的とすべきである。天は他人も自分も平等に、かつやさしく愛してくれるものであるので、自分を愛する心をもって人を愛することが肝要である。」これは、当法人の基本指針と通ずるもので、心に残っております。

 

 しかし一方、現在、当法人には76歳の宿直員さんから21歳の介護職員まで、各年代が在職しており、時に感じ方、捉え方の違いを口にする職員がでているのが、気になるところで、今月から予定している個人面談で、それぞれの思いを聞き、今一度、法人の思いを全員で共有していきたいと思っています。

 

 2019年、平成と新元号での一年が、皆様にとって、幸せな一年となりますようお祈りいたします。

 

 

2018/08/29 感謝、そして再出発(7月豪雨被災して)

 

 

 

 月7日早朝、あっという間の1階部浸水から、もうじき2ケ月が過ぎようとしています。浸水、その後2週間の断水、昭和47年開設以来初めてのことで、少々記憶が飛んでいるように感じます。ただ、当日の夜勤者(4名)のすばやい決断により、入園者がお一人も怪我することなく避難して頂けたことが、職員がその後、復旧作業する張り合いになりました。

 

 そして、猛暑の中、土砂出し、井戸水運搬等に、入園者・職員ご家族、職員、OB、地域の方々が、共に汗を流して下さり、本当に人との繋がり、温かさが身に沁みました。また、行政や関係機関から様々な救援物資を頂戴しましたが、その運搬時の何気ないやりとりも、励ましでした。

 

 その後、避難所生活される利用者家族からの要望により、断水が残る中、2週間足らずで、被災を免れた2、3台の車両で通所サービスが始まり、入園者の皆様は、お陰様で、およそ3週間で、元のお部屋に帰って頂くことができました。その間、狭く、備品不足の住環境の中にもかかわらず、驚くほど落ち着き、私たちにいつもと変わらぬ笑顔で接して下さり、職員が、揃って「感謝」を口にいたします。

 

 これから、まだ建物改修が残っていますが、皆さまから頂いたお気持ちの一つ一つ、また、その時感じた自分たちの気持ちを大切に、前に進んで参りたいと存じます。

 大変遅くなりましたが、皆様に心より御礼申し上げます。

 

 

2018/01/01 平成30年を迎えて

 

 

 

 新年、明けましておめでとうございます。

 現天皇御退位が決まり平成もあと1年余。又、今年は明治元年から起算して150年の年に当たるとの事。本当に年月の速さを感じます。

 

 当園では、明治45年生まれで106歳になられる方が2名、大正生まれの方が36名、昭和生まれの方が22名で昭和3年生まれの方が、90歳になられる現状。進む超高齢化、重度化、その現状に追い打ちをかける介護人材不足の声は、当園だけではないと思います。

 

 丁度1年前のこの紙面で、ベテラン介護職員退職の話を書かせて頂きましたが、残念ながらその後、介護職員以外のベテラン職員の退職、さらに、新職員の短期間での退職と続き、不安を覚えました。

 しかし、それは私達職員だけでなく、きっと入園者にとっても同じで、昨今の人材不足状況だけを言訳けにできません。

やはり、これからも「人(入園者・利用者・職員)を大事にする法人」、「地域で必要とされる法人」として、皆さまからの信頼に応える姿勢を持ち続けていきたいと思います。

 

 どうぞ、今年も皆さまの笑顔が一杯見れる年でありますように!

 

 

2017/10/04 敬老月間が過ぎて

 

 

 
9月(敬老月間)があっという間に過ぎ、めっきり秋らしくなってまいりました。
当園の今年の敬老月間は、町の敬老会が中止だったのに加え、園内での敬老会が、職員との会食を中止したこともあってか、「少し寂しい敬老会になるね。」と職員はひやひやで、沈みがち。それでも、何とか、かくし芸披露。すると、入園者皆さんの応援の声、拍手で盛り上げて頂き、笑顔一杯、私たちの顔が安堵と歓びに変わり、無事終えることができました。
 
また、11月の文化祭に苅田先生グループから書道作品出展して頂ける事になり、作品制作にも取り組みました。「書ける方が少なくなっているよね。」の私たちの予想が外れ、皆さん、やる気満々、自ら進んで筆を持たれる方もあり、30名程の方が、皆、2~3作品の出展頂けることになりました。そして、その意気に押され、職員も、負けじと、筆を取った次第です。11月の展示日が、今から待ち遠しい限りです。
 
この二つの出来事は、高齢化、重度化が進み、戸惑っていた私たちに「心配ないよ、今まで通りの付き合いをしよう。」と入園者から言って頂いたように感じました。そして、進む入園者の高齢、重度化、職員年齢の若返りや男性職員の増加という当園の現状は、しっかりと踏まえ、ベテラン職員が今まで築いてきた入園者との関係をこれからも大事にしていきたいものです。
 
 
2017/06/18 理事長再任のご挨拶

 

 

 6月も早や、3分の1が過ぎ、連日、梅雨とは思えぬ日が続いております。
 私共 社会福祉法人は、法改正後から、先月、今月にかけて、時が慌ただしく過ぎていきました。
 当法人も先週、ようやく評議員会、理事会を終了し、改正後初の役員、資産変更の登記申請を済ますことができました。
 
 前理事長亡き後、私が理事長となり、早や2年半。力不足を痛感しながらの毎日ですが、今回も理事長に再任頂き、身の締まる思いです。
 
 安浦町の小さな社会福祉法人、小さな老人ホームで、仕事について30年目、昨年度までは先輩がいて下さったのですが、定年となられ、職員としても、ついに私が最古参です。
 諸先輩職員から受け継いだ当法人の在り方を、再確認し、また、若い職員の新しい力、双方の良さを大切に、全職員一丸で進めるよう図っていくのが私の役目と思っております。
 また、以前 この場で述べさせて頂いた職員OBの温かい応援、そして、役員の皆様、地域の皆様のご協力、ご指導を頂戴しながら、地域に貢献できるよう、地道に精進して参ります。
 
 「創意と工夫をもって人と生を大切に!」
          地域社会の安心と信頼を!」
 
 
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
 

 

2017/01/01 新春のご挨拶 2017年

 

 2017年明けましておめでとうございます。

 

 振り返れば、昨年は思いがけず、頼りになる50代のベテラン職員の退職があり、私だけでなく新人職員まで動揺し、法人全体が揺れた年でした。幸い、新職員共々、全員協力して進めてくれていますが、年度末には定年退職予定者がおり、その対応はまだ厳しい状況です。当法人はお陰様で、定着率が良いと自負していたのですが、現実の厳しさを実感し、「この仕事の魅力は?この法人の魅力は?」と自問し、後悔した日々もありました。

 

 そんな中、新しく入ってきた職員から、「ここは、やめた職員さんがよくやって来て、笑顔で入園者や職員さんと話していかれますね。」との言葉に教えられました。確かに先述の退職職員も時に顔を見せてくれます。また、職員OBさんは、園内清掃や行事の手伝い等法人ボランティア活動に留まらず、中には民生委員や自治会役員として、地域を支える存在となり、様々な助言を下さっています。これも当法人の大きな力となっています。

 

 社会福祉法改正を受け、今年は社会福祉法人改革の現場対応が本格化してまいります。しかし、基本理念、姿勢は変えることはないと考えます。今までの役職員の方々、地域の皆様方、そして現職員とで歩んできた当法人が、地域で欠かせない存在であるよう、これからも地域ニーズをいち早く把握し、共に歩む法人であり続けたいものです。

どうぞ、今後とも皆様のお力添えと、又、お目付け役としてご意見を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 最後に、今年一年、皆様に希望と幸福があふれた年となりますよう祈念いたします。

 

 

社会福祉法人広島順道会

理事長 小 川 かとり

 

2016/07/25 今年も「夏が来た~」

 

 
 昨年7月、このページで「盆踊りに大会に思う事」として、年々 厳しさを増す猛暑、また重度化の進む特別養護老人ホームとして、盆踊り大会の在り方に戸惑った気持ちを呟いてから 早や一年が経ちます。
入園者が、無理のない形で、ご家族の皆さまと共に楽しんで頂ける内容にしたい気持ちと、次第に地域行事がなくなっている現状から、ささやかながらでも地域の皆さまに楽しんで頂きたいという気持ちとの間で揺れた一年でした。
職員たちと色々、協議した結果、入園者を最優先することとし、今年の盆踊り大会は地域開放とせず、建物内での園内行事として開催させて頂くことにいたしました。踊り手として、地元女性会と友愛大学舞踊クラブのご協力を頂きますが、ご家族の方々と共にゆったりと楽しんで頂きたいと考えております。
地域の皆さまに参加される地域行事としての催しは、今後検討し、入園者の方々との触れ合いの機会を別に計画できたらと思っております。
 何十年以上続けてきた進行と異なるため、当初、なかなか意見がまとまらず、今一歩最終決定に至ってないようで、少々心配ではありますが、入園者が不自由ながらも、車いすで踊りの輪に入ったり、手踊りでの参加、家族職員とのふれあい、屋台も入園者向、等々、着々と進んではいるようです。見学だけの祭りから参加型へ、短時間だけれども、みんなで一緒に作り、ともにしっかりと楽しめるものにできたらと考えております。
 先ずは なるべく多くのご家族に参加頂き、職員、入園者もしっかり体調管理をして、当日に万全な体制で臨みたいと思います。
 「あなたが主役、みんなが主役」 全員、知恵、力を出し合い、全員が楽しめる物にしていけたら・・・。
 
 
 
    日 時  8月9日(火) 19:00~
    場 所  春香園3階交流スペース
 
  どうぞ、ご家族皆さまのご参加をお待ちいたしております。
 
 

 

2016/01/06 新春のご挨拶

 

 明けましておめでとうございます。

 

 昨年の介護業界、介護職員不足や職員による虐待、また、社会福祉法人の内部留保問題など、厳しいニュースが目についた年でした。あまりに悪いイメージばかり目立ち、払拭するにはかなり覚悟がいるように思えます。

 ある雑誌で「均一さにかける介護事業所」という記事がありました。その中で一部離職率の高い事業所の存在から、介護全体が「待遇悪く疲弊する職場」のように強調され、介護の質に差があることが理解されていない。どう人材を集めるかに話が偏り、何が良い介護かが理解されていない、と。さらに、質の悪い事業所が淘汰される健全な市場、「介護職はプロフェッショナル」という共通認識がないと、業界の地位も上がらない。とも書かれてあった。

 私達の回りで「介護職は専門職」という言葉をよく耳にするが、確かに「質の良い介護とは?何ができれば専門職なのか?」質アップのため介護福祉士資格取得、「キャリア段位制度」取入れ等、上がっているが、まだまだ議論が足りないように思う。むろん基礎知識は必要不可欠で、身体介護技術だけでなく、心のケア、利用者間の調整等々、介護職員だけでなく、全職員での取り組みが必要であろう。望む介護が利用者ごとに違い、ご本人とご家族の間でさえ、違ってくることがあるのではないか? 今一度、利用される側がどのような介護を望まれるのか?事業所はどのような介護をしているか?できるのか?もっと具体的にしっかり打ち出す必要があろう。

 

 当法人基本理念「家庭的な雰囲気で人と生を大切に!」を再確認し、まずは全職員で、そして利用者、ご家族も交え、考えていきたいと思います。今年もなかなか厳しい年となりそうですが、それも前向きにとらえ、皆様にとって、当法人にとって、良い一年となりますよう祈念いたします。

 

 

社会福祉法人広島順道会

理事長 小 川 かとり

 

 

2015/07/30 盆踊り大会に思う事

 

  来る8月7日(金)今年も開催します。開園2、3年目頃から始まっているようなので、42、3回目となるようです。午前中に盆法要、夕刻から盆踊り大会となります。

 

 園のスペースが限られた前庭での開催ですが、地域の方々から公表前から日程を尋ねられる等、毎年、楽しみにして頂いているようです。

 舞踊ボランティアの方々や職員が踊る地元盆踊歌や流行り歌の踊りの輪に、入園者ご家族や地域の方も飛び入り参加。ジュース、すいか、かき氷、おつまみでの休憩時に、職員出し物披露や抽選会。僅か2時間程の行事ですが、本当に楽しんで頂けているようです。

 

 しかしながら、こうした夏行事開催は、昨今の猛暑や入園者の重度化が進む特別養護老人ホームにとって、難しい課題になっているのは、当園だけではないかもしれません。

 内容、進め方、各部署が集まり協議しましたが、残念ながら時間切れで今年も結局、ほぼ例年通りとなりました。

 大会終了後、ご家族、地域の方々を交え、来年までの当園の宿題とさせて下さい。ともあれ、当日、雨にたたられず、無事開催できますように!皆様、是非お立寄り下さい。

 

 

 

 

2015/04/08 朝のスピーチ

 

 

 当園では、毎朝の申し送りの後、職員全員が交代でスピーチを行っています。

 今朝のスピーチは、新聞へのベスト投稿として、以下の内容が紹介されました。


 ガソリンスタンドでバイトをしていた高校生が、いつも給油に訪れる電気設備会社の社員に、所属会社の社員募集がないかと問い合わせたとの事。社に帰って、社長にその話をしたところ、早速、試験、面接となり、その志望動機を聞いたところ、その社の車は、どの車もいつも車内が整理整頓、行き届いており、そんな社員さん達と仕事がしたいと思ったからだとのことでした。成績も優秀で、募集はしてなかったが、採用になった話だったようです。

 

 うちの職員は、入園者だけでなく、ご家族、地域の方々からも信頼して頂けるよう、職場以外でも、恥ずかしくない行動を心掛けたいとスピーチを締めくくりました。

 

 「日常の中から本質が見えてくる。」その会社、その高校生に教えて頂きました。

また、スピーチをした職員に感謝。みな大きくうなずき、気持ちもホッコリした朝の始まりでした。

 

 

2015/03/01 理事長就任のご挨拶

 

 

 昨年末、前理事長急逝からはや、2か月が過ぎようとしております。

 その節は、皆様から大変なお心遣い頂き、誠に有難く、厚く御礼申し上げます。

私だけでなく、職員にとっても大変心強いものでございました。

 初代、二代理事長の熱い思いを受け、昭和63年より27年の長きにわたり、強いリーダーシップで、めまぐるしい変化の中、様々な情報を入れ、職員とともに進む理事長でした。

 当法人にとって、あまりに大きな存在であった前理事長の後任となるわけですが、大変心もとなく、力不足であることは、重々自覚いたしております。

 しかしながら、高齢者に厳しい流れの今日、また、社会福祉法人に対しても、なかなかご理解頂けない現状を見るにつけ、微力ながら、歩みを止めるわけにはいかないと、今回の決断をした次第です。

 当法人が、利用者の方々、ご家族の方々、地域の方々の声に耳を傾け、小さいけれど、出来ることを一つ一つ積み上げてきたことを今一度、再確認し、地域に根差した、喜びを与えられる活動を、今後も地道に続けていきたいと思っております。

 共に歩んできた職員、そして長年お力添えを頂いている皆様、「皆様とともに作り上げていく」法人であり続けたいと存じます。

 どうぞこれからも、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 

                             社会福祉法人広島順道会

                             理事長 小 川 かとり

 

2015/01/01 初春

 

 

 私も、いつの間にやら政府統計上の立派な高齢者となり、今月には白内障の手術も控えて、年を取る意味がこの頃多少分かってきたような気がします。かつて当方の職員に「あなたの考える幸せな老後」を聞いたみたことがあるのですが、出るは出るは「暖かな縁側で、夫婦仲良くお茶をすすりながらの日向ぼっこ」のオンパレード。これにはあっけにとられた覚えがあります。こちらは、どんな革新的なサービスや野心的ビジネスを考えてくれているのか期待しているのに、余りの視点の違いに思わず笑いが込み上げてきます。これだから春香園は評判がいいんだと妙に納得!

 

 閑話休題。少子高齢化は社会の隅々まで予想を超えた影響を見せてきている。地方での仕事の減少、空き家の増加、少ない子供の笑い声。特養やデイなどの介護給付費も6%の大幅ダウンが声高に取り沙汰されている。「角を矯め牛を殺す」ような貧困な発想では、人件費の塊である介護供給力劣化を招き、デフレマインドの払拭や地方経済の景気回復にはマイナス効果大とは思うが、奪う者は多く、与うる者は少ない。せめて水戸黄門さんの出番まで、良い仲間に囲まれて、大ぼけ、小ぼけ、オトボケで、足りない人手を嘆き合いながら励まし合って生きていかねばなるまい。

 今年が皆様にとって良いお年でありますように祈念しております。

 

 

※この文章は小川理事長が12月28日に逝去する前に書かれたものです。

 ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

2014/09/21 恒産なくして恒心なし

 

 

 春香園のホームページの記事内容も次第に充実してきているようで、毎回楽しく拝見しています。一方通行ではなく、もっと読者との交流の場があればいいなと思うのですが、それはもっと魅力のある紙面作りとなるような当方の努力いかんによるところ大でしょう。

 

 さて今回は、いわゆる「社会福祉法人の内部留保」問題について考えていることを書いてみたいと思いましたが、まだまだ勉強不足であるのに気付きました。したがって本格的な検討にはなっておりませんが、まず、内部剰余といっても家計の節約と同じで、法人の不慮の事態に備えて、何十年もの間、毎年少しずつ節約蓄積してきたものであって、社会福祉の向上のためにのみ限定して使用できる資金であり、褒められこそすれそしられる理由はないこと、特にこの国家財政が厳しくなってきた昨今においては、その必要性は増すこそすれ減ることはないと、心ある法人ほど直感しておられることを挙げてみたいと思います。

 

 そもそも教育にしても、医療にしても、産業にしても、社会文明の理想を育て上げ実現するための手段として、法人制度や補助制度が築き上げられてきたのです。社会福祉法人も貴重な社会の共有財産、社会資本としてしっかり自覚しながら、今後も皆で支え合って長期的に維持発展させていきたいものです。

 競争即良とは限りません。お互いのいたわりあいが可能となるような、少しは心の余裕ある温もりのある社会であってほしいと願うばかりです。いかなる事態になろうとも「気は優しくて力持ち」の法人であるよう、皆で力を合わせて今後も頑張っていきましょう。

 

 

 

2014/07/07 ホームページ開設にあたって

  

 

 今般、ネット社会という時代の要請を受けて、春香園のホームページを開設することにいたしました。昭和47年の施設開設以来40年以上の間、家庭的で親密な施設運営を続けており、運動会や盆踊り大会などの行事も華々しく行うこともなく、ただお年寄りに喜んでいただきたいとの思いだけで小じんまりと行っており、余り広告宣伝というようなことも考えておりませんでした。

 

 しかしながら、医療介護業界の不祥事件の頻発等を受けて、行政機関からの「施設経営をオープンにすべし」とのご指導により今回の運びとなりました。熱心な理事、監事、そして評議員の皆さまのご協力のもと、法人運営は公的責任を自覚して、公明正大に万全を期しておりますし、何よりも40年以上の実績を地域の皆さまには評価していただいているものと思っておりますが、このホームページを通じてより皆さまの声を反映した施設運営になれば幸いでございます。

 

 直接的経緯は前記のとおりですが、もう一つの私の楽しみはこのホームページの成を通じて職員の働きがい、喜びに通じれば良いがと思っております。「事業は人なり」と申しますが、単なる老人介護の労働者というのではなく、人生の終末期、その悩みや喜びを理解し、ともに寄り添って生きていく、そんな職員に育ってほしいとの思いを込めて、このホームページを発展させていきたいと念願しております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。